私の頭の中の会話 その7
「昨日書いた記事で、働くことに関して劣等感が云々とか書いたんだけど、まあそれもあるけど何のために働くのかと自分に再度問うてみたら、結局のところは“お金が欲しいから”だよなってことに落ち着いた」
しかしあなたは極度の面倒くさがりで、体力・気力・知力がことごとく乏しいから働くのに向いてませんよね。
「そうなんだよね。面倒くさいなあと思いながら仕方なくやった仕事と、やる気バリバリで工夫を忘れずやった仕事では、結果が大きく違ってくるものだろうし。だから私みたいな人間はなかなか雇ってもらえないだろうし、奇跡的に雇ってもらえても、長続きはしない気がする」
お金を得るためには、基本的には働くしかない。けど働きたくない。じゃあ働かない方がいい。でもお金が欲しい。
「かといって犯罪に走るのもイカン。イカンかどうか以前に、犯罪を犯す(泥棒とか強盗とかを実行すること)自体がもう死ぬほど面倒くさい」
いいんだか悪いんだか。
「どうしてこんなにも面倒くさがりなのかをずっと考え続けてきたんだけど、その理由がわかったところで面倒くさがりが治るとも思えないんだよね。子どものころからだいたいこんなんだったし」
もう考えることすら面倒くさくなったんですかね……。
「そうかもね」
“モチベーションを上げる方法”みたいなネット記事とか本とか読むのも面倒くさいんですね。
「そう。もう書いててつらくなってきた」
面倒くさくなってきたんですか?
「それもあるけど、こんな自分が生きている意味って何なのかとか思えてきて」
ネガティブな面倒くさがりって面倒ですね。