マンガ感想
- 作者: 島本和彦
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/05/11
- メディア: コミック
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パソコンはおろかビデオデッキすら貧乏学生には手の届かなかった80年代に、アニメやマンガを作りたい若者がしていた苦労がギャグ満載で描かれています。
作中で描かれている、主人公の焔(若かりし日の作者)や庵野秀明氏の言動を見ると、一見単なる変人でしかないように見える。けどクリエイターになるような人ってこういう感じなんだろうなー。
トン子さん天然だけどひたすら優しくてかわいいなー。彼女のおかげで焔の言いたいことがわかりやすく伝わってくる。
- 作者: ねむようこ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/02/08
- メディア: コミック
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「君たちが優勝しないと地球滅亡」と神様から言われたことで、それまでぬるかった部活の雰囲気が一変。寅子はキツくて楽しくなくなった部活を辞めて放課後遊びほうけるけど、これでよかったのかなー? と揺れる。その気持ちはまあわかる気がする。
で、ある出来事をきっかけに、「友達の未来のために、地球滅亡阻止しなきゃならんから部活に戻ろう」と決意する寅子。この展開もいいと思う。思うんだけども、どうしても神様(神谷コーチ)の存在や言ってることに説得力がなさすぎると思うんですよ。
「神様でイケメンで、でもヘタレ」というギャップのあるキャラを描きたかったのかもしれいけども、なぜ寅子たちでないといけないのか、なぜ使える力が限られているのか、さらにはその限られている力を無駄な方向にしか使えないんだよああもう……!! あ、やっぱりヘタレだからか? そうなのか?
いや単に私が忘れているだけで、2巻までにちゃんと説明があったのかもしれない。
それに作者が伝えたいのはそこじゃないから重要視されてないのかもしれない。
けどやっぱり、その辺しっかり納得させてくれないと、読んでてバランス悪く感じちゃうんですよ。
もしかしたら今後その辺の説明がしっかりされるのかもしれないし、始めのほうで寅子が言ってた「女子高生って、死ぬじゃん?」という台詞と「地球滅亡」というテーマがかかっていたりするのかもしれないし、引きでかなり今後が気になる感じになってたので4巻に期待。