ほむほむが何をしたっていうんだ。あ、愛しちゃったのか。
だいたいのあらすじは、公開後に調べておいて知っていた(そうでなきゃ怖くて観られなかった)。
大切な人を失ったときって、他の誰かと、その人の思い出を語り合ったりして傷を癒すものだと思うんだけど、それをしようにも、ほむら以外の誰もまどかのこと憶えてないんだからそんなことできるわけもなく。仮にインキュなんとかさんのけしかけがなくても、ほむらは普通ではいられなかっただろうな。
映像的に一番ゾクッとしたのは、ソウルジェムを噛み砕くシーンかな。
あとセリフでは「ずっとこのときを待っていた」。え、ずっと……!?
せっかくまど神様が迎えに来てくれたのに、それを受け入れず、「自分の好きだったまどか」だけを切り離し、自分が望む世界まで造り上げたけど、結局まどかに否定された形になり、幸せにはなれなかったほむらがひたすら哀れで。
ラストの雪景色(ほむらの心象風景?)にはすごく寂しさを感じた。あとインキュなんとかさんの可哀想な姿をはじめて見たかもしれない。そこはちょっとざまあと思ってしまった。