私の頭の中の会話 その2の補足

 人間、いつかは死んでしまうということを書きましたが、これってネガティブにも捉えられるけど、見方によってはポジティブにもなりうるんですよね。

 失敗しようと恥をかこうと、100年後には自分どころか周りの人たちも全員死んで、自分のことを覚えている人などいなくなる。

 歴史に残るような偉業を達成するか、よほど凶悪な重大犯罪でも起こさない限り、100年後の人が私のフルネームや人となりを知っているはずがない。嫌な思い出も恥ずかしいことも、みーんな、いつかは消えてなくなる。

 そう思うと、少しは生きるのが楽になると思うんですよ。

 そういう儚い人生の中で自分はどうやって生きるのかを考え、行動することは必要でしょう。

 ただ、基本的には焦ってもしかたないと思ってるんですよね。

 たまに「残りの人生あと何十万時間しかないんだからやれることをやらなきゃ」みたく言うのを聞きますが、あれ本当に嫌いです。そんなふうに脅されてもって思います。まあ、そう考えた方がモチベーションが上がる人はそう考えてればいいけど、私の場合は逆なので押し付けないでほしいなあ。