DVD感想 - 日記

　江戸時代に碁打ちという職業があったことや、神社で絵馬に数学の問題を書いて解きあったりしてたのには驚いたんだけど、何よりあの天体望遠鏡的なやつ（木製の球体のアレ）の存在に驚いた。あれをどうやって作ったのかという過程が少しでも見られたらよかったなあ。

　原作マンガはフィールヤングに再掲連載されてるときに読んでけっこう衝撃を受けたのを憶えている。

　映画版は、よそのブログさんで「イマイチっ」ぽい的なレビューを見かけていたのであまり期待せずに見たんだけど、思ってたより良かった気がした。

　まあ、今の時代、芸能人が整形してることなんかたいしてめずらしくもないし（さすがに全身整形はめずらしいだろうけど）、誰からも愛されるスターってのもこれといっていないような……ああ、少し前にカリスマ歌姫とか言われてた人がいた（いる）なあ……と思ってたらその人の曲が流れてきたのにはびびった。

　まあ原作が描かれた当時と今では景気も社会のあり方も違うから、時代錯誤感は否めないけどしょうがないよね。

　あとこれもしかたないんだけど、原作ではりりこが全身整形にいたるまでの説明のひとつに、「りりこの骨格がすばらしかったから」、つまり手足が長くてスタイルがいいってのがあるんだけど、そこは省かざるを得なかったってのが……いやもう本当にしかたないんだけども。

　ハダちゃん役に寺島しのぶさんはピッタリだと思いました。

　あー原作読み直したいなあ。近々借りてこよう。