マンガ感想
- 作者: ろびこ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/01/13
- メディア: コミック
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他人には興味なし、成績でトップをとることしか頭にない『冷血少女』シズクと、彼女にプリントを届けてもらったことがきっかけで懐いてしまった『超問題児(少年)』ハルのラブコメ……でいいのかな?
『人に嫌われようとそんなの気にしなければいいのに』と言い放つシズクと、気性が荒く、考える前に手が出てしまうため周りから恐れられて孤独を感じ、友情に飢えているハルは対照的。
ハルと接するうちに今まで彼女が持っていなかったはずの感情が芽生えて戸惑うシズク。この辺はまあありがちな展開。
そこにすっごくかわいいのに性格がアレなせいでやはり友達がいなくて、ネットの世界で生きているんだけど追試のせいでオフ会に参加できなくなりそう! 勉強教えて!! とシズクに助けを求めてくる夏目ちゃんと、興味があるからというだけの理由で近づいてくる野球部の佐々原くん。
ここまではなんとなく「完全な悪者が一人もでてこない(はじめ悪者だった人たちも謝ってくる)お話」なんだけど、最後にもしかしたら極悪人かもしれないっぽい謎の人物が登場。まて次巻。
途中、シズクはハルに勢いで告白するんだけど遠まわしに振られ、でももう一度告白。そしてやはり振られるんだけどまったく脈がないわけでもないようなので『ハルに私を好きになってもらってからまた言う』ってことにする。清々しいほど自信家だ。
いろんな要素がガツガツ詰め込まれてる感じとか、わりと簡単に好きとか言えちゃうあたりが現代の若者受けしやすいところなのかもなー。もちろん今の高校生はみんなこうなのだろうことではなく、こうだったらいいなと思ってるのかもという意味です。
おもしろいとは思うし、謎の人物がどういう人なのか気になるので続きを読んでみよう。
- 作者: 阿部共実
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2012/03/08
- メディア: コミック
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あるあ……ねーよ! でも少しだけ登場人物の気持ちわかるなーと思わないでもないみたいなちょい不思議ワールド。嫌いじゃない。