ドールと私 その三

亡くした子どもは、男の子だった。

だからこそ、お迎えするドールは女の子にしようと決めていた。

子どもの代わりにするわけではない、あくまで趣味で欲しいんだ。

そう、自分に言い聞かせていた。

 

(人形を子どもの代わりとするかどうかについては、人それぞれの考え方があると思います。この記事を読んで不快に思われた方がいらしたら申し訳ありません)