ドール

ドールと私 その四

どんな子をお迎えしたいのか、そもそもどんなドールが世の中に存在するのか、いまいちわかってはいなかった。 ふと、好きなコミックとコラボしたシリーズがあることを思い出し、そのシリーズ名で検索したら、かわいいお人形がどんどん出てくる。 画面上にず…

ドールと私 その三

亡くした子どもは、男の子だった。 だからこそ、お迎えするドールは女の子にしようと決めていた。 子どもの代わりにするわけではない、あくまで趣味で欲しいんだ。 そう、自分に言い聞かせていた。 (人形を子どもの代わりとするかどうかについては、人それ…

ドールと私 その二

ドールをお迎えして具体的に何をしたいとかは、特に決めていなかった。 とにかく欲しい! と気持ちが先走っていた。 結論から言うと、DDのお迎えは断念した。 いろいろ理由はあるけど、おおまかに三つ。 一つは経済面の問題、もう一つは存在感の大きさ。 そ…

ドールと私 その一

現在、ドールを数体所持している。小さい子ばかりなので、パソコンの棚の上に並べて飾ってある。ドールとは別に、ねんどろいども数体いる。主に初音ミクである。雪ミクもいる。 ドールに興味を持つきっかけとなったのは、2014年の新千歳空港での雪ミククリス…